アメックスカードの中でも特徴的なカードである『アメックス・グリーンカード』
月会費制になっており、所有しやすいクレジットカードですが、サービスや補償はしっかりと充実しています
- 『アメックス・グリーンカード』はどのようなカードなのか
- どのようなサービスが付帯しているのか
- 補償はどのようなものか
『アメックス・グリーンカード』に対する上記のような疑問に応えるべく、本記事にまとめました
少し長文になっていますが、ぜひ最後まで見ていってください
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基本情報
『アメックス・グリーンカード』の基本情報は下記のとおりです
アメックス・グリーンカード | |
月会費 | 1,000円(税抜) |
家族カード(月会費) | 500円(税抜) |
決済ポイント | 100円=1ポイント |
主な特典 |
|
グリーン・オファーズ
「グリーン・オファーズ」とは、日々の中で使えるさまざまなサービスのことです
具体的な対象サービスは以下の通りです
- 『ラクサス』:ブランドバッグのサブスク
- 『KARITOKE』:腕時計のサブスク
- 『メルセデス・ベンツ・レント』:ベンツのレンタカー
- 『エノテカ・オンライン』:ワインのオンラインショップ
- 『menu』:デリバリー&テイクアウト
- 『Berlitz』:マンツーマン英会話
- 『norton』:サイバーセキュリティブランド
- 『ベネフィット・ステーション』:旅行やグルメなどの割引優待サービス
高級ブランドや優待など、使ってみたい・やってみたいをより身近に体験できるサービスになっています
旅行に関わるサービス
『アメックス・グリーンカード』は旅行周りのサービスも非常に充実しています
空港ラウンジ
国内の28空港42ヶ所+海外1ヶ所のラウンジを無料で利用できます
▽利用できる空港一覧
空港名 | ラウンジ名 |
新千歳空港 | スーパーラウンジ |
函館空港 | ビジネスラウンジ「A Spring」 |
青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ラウンジロイヤルスカイ |
仙台空港 | ビジネスラウンジ |
羽田空港第1ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH / SOUTH |
羽田空港第2ターミナル | エアポートラウンジ(南) POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH |
羽田空港第3ターミナル | SKY LOUNGE |
成田国際空港 | IASS EXECUTIVE LOUNG 1 IASS EXECUTIVE LOUNG 2 |
新潟空港 | エアリウムラウンジ |
富山空港 | ラウンジ らいちょう |
小松空港 | スカイラウンジ白山 |
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア |
伊丹空港 | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | 六甲/アネックス六甲/金剛 |
神戸空港 | ラウンジ神戸 |
岡山空港 | ラウンジ マスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ |
米子鬼太郎空港 | ラウンジ DAISEN |
山口宇部空港 | ラウンジきらら |
高松空港 | ラウンジ讃岐 |
松山空港 | ビジネスラウンジ |
徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス |
北九州空港 | ラウンジひまわり |
福岡空港 | ラウンジTIME/ノース ラウンジTIME/サウス ラウンジTIMEインターナショナル |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア |
大分空港 | ラウンジ くにさき |
阿蘇くまもと空港 | ラウンジ ASO |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ |
ダニエル・K・イノウエ国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
ラウンジではソフトドリンクやパソコン・スマホの充電が無料でできます
またラウンジによってはアルコールも飲むことができます
アルコールが飲めるラウンジ
- 成田のIASS EXECUTIVE LOUNGE 1
- 成田のIASS EXECUTIVE LOUNGE 2
- 中部のプレミアムラウンジ セントレア
- 熊本のラウンジ ASO
プライオリティ・パス
通常99米ドルの年会費がかかるところ、年会費無料(利用には別途料金あり)で加入することができます
入会すると、世界中148ヶ国、600を超える都市で1,300ヶ所以上の空港VIPラウンジを利用することができます
プライオリティ・パスには3つの会員があり、『アメックス・グリーンカード』はスタンダード会員になれます
「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に登録することで、プライオリティ・パスで利用できるラウンジに、会員及び同伴者それぞれが32US$で利用することができます
『アメックス・プラチナ・カード』、『アメックス・センチュリオン』、『アメックス・ビジネス・プラチナ』については、通常年会費499US$のプレステージ会員になることができます
▽プライオリティ・パス会員
年会費 | ラウンジ無料利用回数 | ラウンジ名義人利用料 | 同伴者利用料 | |
スタンダード | 99US$ | 0回 | 32US$ | 32US$ |
スタンダード・プラス | 299US$ | 年間10回 | 年間11回目以降 32US$ |
32US$ |
プレステージ | 499US$ | 無制限 | 無料 | 32US$ |
プライオリティ・パスのラウンジは利用者が少ないため、優雅に搭乗までの時間を過ごすことができます
なお国内の空港で「プライオリティ・パス」を利用できる場所は以下の通りです
▽国内空港
空港名 | ラウンジ | 国際線 | 国内線 |
成田空港第1 | KALラウンジ | ○ | × |
〃 | IASS Executive Lounge | ○ | ○ |
〃 | ANAラウンジ | ○ | × |
成田空港第2 | IASS Executive Lounge | ○ | ○ |
羽田第3 | ANAラウンジ | ○ | × |
中部 | セントレア グローバルラウンジ | ○ | × |
〃 | KALラウンジ | ○ | × |
〃 | 海膳空膳 | ○ | × |
〃 | Ethan Stowell Pizza & Pasta | ○ | ○ |
福岡 | KALラウンジ | ○ | × |
ラウンジではソフトドリンクやアルコール、食べ物まで準備されています
その他、対象のラウンジは下記アプリからも確認できます
アメックストラベルオンライン
正式名称は「アメリカン・エキスプレス・トラベル・オンライン」で、エクスペディアとアメックスが提携して運営している旅行予約サイトです
詳細や不明点があれば、遠和やメールで質問することができます
また他の宿泊サイトに載っていない宿の予約も可能です
- カード決済でポイント2倍
- メンバーシップ・リワードのポイントを利用可能
H.I.Sアメックストラベルデスク
こちらはH.I.Sとの提携です
電話で国内旅行、海外旅行の手配を行うことができます
- 航空券の手配
- ホテルの予約
- レンタカーや鉄道の手配
その他サービス
『アメックス・グリーンカード』には上記以外にもさまざまなサービスを展開しています
- 海外旅行先での24時間日本語で無料サポート
- カード紛失・盗難時の緊急再発行
- 空港パーキング割引/優先予約
- 旅費の会員価格割引
- 海外用レンタル携帯
- レンタカー割引
上記のようなサービスを利用することができます
旅行傷害保険
『アメックス・グリーンカード』は旅行傷害保険も充実しています
カード会員 | 会員の家族 | |
障害死亡・後遺障害 | 最高5000万円 | 最高1000万円 |
傷害治療費費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
疾病治療費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
賠償責任 | 最高3000万円 | 最高3000万円 |
携行品損害 | 1旅行最高30万円 | 1旅行最高30万円 |
救援者費用 | 最高200万円 | 最高200万円 |
上記の海外旅行以外にも、国内旅行も利用付帯にはなりますが、最高5000万円の死亡後遺障害の補償がつきます(家族は1000万円)
その他プロテクション
『アメックス・グリーンカード』には下記のようなプロテクションも付帯しています
『アメックス・グリーンカード』 | |
ショッピング・プロテクション | 最高500万円 |
オンライン・プロテクション | ○ |
リターン・プロテクション | 最高3万円 |
それぞれの補償内容は以下のとおりです
ショッピング・プロテクション
国内外問わず、『アメックス・グリーンカード』で購入した商品について、破損や盗難などの損害を購入日から90日間、1名につき年間最高500万円まで補償されます
スマホやパソコンも補償対象になります
リターン・プロテクション
万が一、購入店が返品を受け入れてくれない場合、購入から90日間以内なら、1商品につき最大3万円相当額まで、1会員口座につき年間最高15万円相当額まで購入金額が払い戻しされます
なお商品が未使用かつ損傷がない場合のみ、1商品につき最高3万円、1会員につき15万円補償されいます
オンライン・プロテクション
万が一、第三者によるクレジットカードの不正取引が発覚した場合、その金額分については負担しなくて良くなります
なお「オンライン」と記載がありますが、インターネット上だけでなく、リアル店舗でも補償されます
電子マネー
『アメックス・グリーンカード』は電子マネー決済に対応しています
Apple Payに登録をすると、全国のQUICPay加盟店で買い物、ポイントが貯まります
ただしSuicaへのチャージなどはポイント対象外のため注意が必要です
また『アメックス・グリーンカード』はタッチ決済にも対応しています
端末をカードにかざすだけで決済が可能になります
限度額
アメックスのカードには一律の限度額が設定されていないのは有名な話です
『アメックス・グリーンカード』も例外ではありません
『アメックス・グリーンカード』には事前入金システム(税金のみ)があり、事前に口座に入金しておくことで、限度額がなくなります
例えば25日に3000万円の支払いがある場合、24日までに3000万円以上を振り込んでおけば、夕方までに振り込みを確認、決済してくれます
ゴールドカードとの違い
『アメックス・グリーンカード』と『アメックス・ゴールド・カード』では主に下記項目に違いがあります
サービス内容 | 『グリーンカード』 |
『ゴールド』 |
カード年会費(税込) | 12,100円(月1,100円) | 31,900円 |
家族会員(税込) | 月会費550円 | 1枚目:無料 2枚目〜:13,200 |
限度額 | 制限なし | 制限なし |
ポイント還元率 | 0.5%〜 | 0.5%〜 |
死亡後遺障害(海外旅行) | 5,000万円 | 1億円 |
傷害・疾病治療 | 100万円 | 300万円 |
救援者費用 | 200万円 | 400万円 |
賠償保険 | 3,000万円 | 4,000万円 |
携行品損害 | 30万円 | 50万円 |
航空便遅延費用 | ー | ○ |
プライオリティ・パス | 1回32米ドル | 年2回まで無料 (3回目〜32米ドル) |
キャンセル・プロテクション | ー | ○ |
スマートフォン・プロテクション | 3万円 | 5万円 |
ゴールドダイニングby招待日和 | ー | ○ |
継続特典 ザ・ホテル・コレクション・ クーポン |
ー | ○ |
継続特典 スタバドリンクチケット 3,000円分 |
ー | ○ |
ゴールド・ワインクラブ | ー | ○ |
京都観光ラウンジ | ー | ○ |
ザ・ホテル・コレクション | ー | ○ |
『アメックス・グリーンカード』と『アメックス・ゴールド』では年会費が17,800円(税込)で変わってきます
その代わり、旅行傷害保険や各種サービスが豪華になります
家族カードに関しては、『アメックス・ゴールド』は1枚目が無料、『アメックス・グリーンカード』は6,600円なため、カード会員と合わせた差額は13,200円になります
家族カードを作るのであれば、『アメックス・ゴールド』も候補に入る方もいるかと思います
また家族カードをたくさん発行する、充実したサービスを受けたい方は、『アメックス・プラチナ』がおすすめです
まとめ
『アメックス・グリーンカード』はクレジットカードでは珍しい、月会費制のカードです
旅行傷害保険やラウンジなど、他社ではゴールドカード級のサービスが付帯しており、コストパフォーマンスの高いカードです
ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットも所有していると言われているカードです
アメックスカードの中では、所有しやすいカードのため、『アメックス・ゴールド・カード』や『アメックス・プラチナ・カード』などの上位カードを発行するためのクレヒスとして『アメックス・グリーンカード』を作るのも良いでしょう
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