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貯金と貯蓄の違いしっかりと説明できますか?

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ボーナスはどうしますか?

この時期になると毎回ボーナスの話になります

そして調査が行われるわけです

”ボーナスの使い道はどうしますか?”と

すると、一番多い回答が”貯金に回す”

私は”貯金”と”貯蓄”では大きな違いがあると考えています

そこで今回”貯金”と”貯蓄”は何が違うのか、どのような差が生まれてくるのかについて解説していきたいと思います

貯金の定義

まず初めに”貯金”について定義しておく必要があります

ここで言う”貯金”とは、”銀行の口座にお金を置いておくこと”を指しています

つまり、ボーナスが振り込まれたら、それを使わずにそのまま銀行の口座に預けておくことです

貯蓄の定義

一方で、”貯蓄”とは、”振り込まれたボーナスは使わずに運用に回すこと”を指しています

要は”投資”です

銀行口座に置いておくのではなく、投資用口座にお金を置き、運用させることを”貯蓄”と定義します

なぜ投資と聞くと敬遠してしまうのか

”貯金”と”貯蓄”の微妙なニュアンスの違いだけで、将来大きな差につながることをしっかりと理解しておく必要があります

私たち日本人は、”投資”と聞くとどうしても敬遠しがちです

しかし、実は我々は常日頃から”投資”を行っているのです

これはどう言うことか

日本人は給料をもらうと、銀行口座にそのお金を置いておきます

実はこの行為こそが”投資”なのです

年利0.001の超低金利でお金を銀行に貸しているわけです

100万円貸して、そのお礼で支払われるお金は10円ほど

つまり100万円を日本円で運用して、年間で運用益が10円だったということ

 

投資は元本割れするからギャンブルと捉えている人も多い

ただ、実は銀行にお金を預けている”貯金”も実は資産が目減りしていることがある

それは”円安”になった時である

円安になると今まで100円で買えていたものが、100円では買えなくなる

銀行にお金を預けるということは”円”で運用するということであり、そこには”通貨のリスク”があるわけである

これが例えば”米ドル”で運用していれば、”円安”になれば逆に”ドルの価値が上がる”ので、資産が増える可能性もある

投資は何も株や不動産だけではなく、このような通貨も重要な投資の1つになる

結局投資とは

では結局”投資”とは何なのか

”投資”とは自分の資産を分散させて、リスクを最小限に抑える行為であり、決してギャンブルなどではないのである

上の例で言うと、円とドルの両方を持っておくことで、どちらかの価値が下がってもどちらかの価値が上がるようにしておくことで、リスク分散させていることになる

これがもし円のみしか持っていない場合、”円安”の影響をもろに受けてしまうわけである

まとめ:投資は誰もがしている

今まで話してきたように、実は我々はみな”投資”をしている

しかし、その意識が薄い人が非常に多い

日本でしか生活しないから”円”だけを持っていれば良いというのではなく、グローバル社会においては、さまざまな国の通貨や株、不動産などあらゆる資産を分散して持っておくことこそが、自分の資産を守り、かつ資産を増やしていく最善の方法なのである